株式会社西尾組は、昭和33年に私の父 西尾武範が創業し、平成5年に他界以後、私 が2代目として経営しております。

創業時より平成5年のバブル崩壊に至るまでは、静岡県富士市の地場産業である製紙業界の繁栄に支えられる中、公共事業、民間工事とバランスよく売り上げを伸ばしてきましたが、バブル崩壊後、民間工事の削減と共に、公共事業の削減の影響もあり売上げは激減、倒産の危機を感じ新規事業を模索してきました。

平成7年に住金システム建築会へ入会、平成10年よりISO9001への取り組みをはじめ、FC（フランチャイズ）賃貸マンションへの加盟をし、差別化されたコスト競争力のある商品を使用、NISHIOGUMIグループで賃貸マンション・戸建賃貸住宅・店舗・倉庫・工場・高齢者住宅等の建設など、ノウハウを蓄積しながら不動産を増やし、平成23年には念願の不動産事業に参入、本格的に企画・設計・施工と総合建設業の基礎が出来上がってきています。

令和2年のコロナ禍により、建設業に於いても特に民間工事、不動産仲介業にも厳しい状況が続いており、柱となる公共事業は受注が出来ても工事完了後に再び受注が出来る保証はなく、建設請負業の厳しさを日々感じておりますが、自社賃貸物件を保有し担保力を付け、また賃貸住宅の経営ノウハウ、それに伴う税法のアドバイス、相続、事業継承など、顧客のニーズに合ったものを提供しつつ『総合化』により企業としての体力を強化して行き、今後も安定経営を目指します。

評判の良い家、建築物、街を創り事業が安定していく、そして社員の幸福、地域への貢献、輝ける明日を築くことが社?の役目だと思っております。

代表取締役